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リチャードジノリ(Richard Ginori)とカポディモンテとは

2019年4月16日

リチャードジノリ(Richard Ginori)とカポディモンテとは

リチャードジノリ(Richard Ginori)の歴史

リチャードジノリ(Richard Ginori)の創立は1735年。トスカーナ(イタリア)地方の領主であったカルロ・ジノリ侯爵が、フィレンツェ近郊の領地・ドッチァに窯を築いたのが始まりです。当時イタリアではまだ磁器を作ることができず、マイセンやウィーンに続けと研究が進められており、鉱物学にも造詣が深かった侯爵は、自ら原料土や彩色を研究し、イタリア初の磁器を完成させました。

その後カルロは52歳の若さで他界します。カルロの後を継いだのは、長男であるロレンツォでした。ロレンツォの時代になると磁土の改良により「白さ」が格段に向上し、ジノリの器は「トスカーナの白い肌」と絶賛されました。

そして1896年に事業拡大のため、ミラノのアウグスト・リチャード社と合併し、現在のリチャードジノリが誕生しました。その変遷と同時に、優秀な陶工や気鋭の陶画士を起用し、近代的な感覚の作品を発表していきました。名実ともにイタリア一の高級陶磁器メーカーとして、今でも世界中の食卓を華麗に演出しています。

  

リチャードジノリ(Richard Ginori)の人気シェイプのご紹介

リチャードジノリ(Richard Ginori)といえば、優雅なシェイプも目を惹く要素です。大きく分けて4つ存在するリチャードジノリのシェイプと、それらを用いたコレクションをご紹介します。

 

・ベッキオシェイプ

1740年に初めて製作された「ベッキオ」はリチャードジノリの永遠の定番と言えます。「ベッキオ」とはイタリア語で「古い」を意味し、言葉通りリチャードジノリの最古のシェイプですが、今でも人気が高いシェイプであり、新しいコレクションが次々と発表されています。バロック様式の格調高いシェイプは、規則正しいバスケットの編み込み模様と中心に向かって大胆に入ったレリーフのラインが特徴です。

ベッキオシェイプの代表ともいえる「ベッキオホワイト」は、イタリア共和国大統領や、アリタリア航空のビジネスクラス内など、イタリアを代表する名だたる場所で使用されています。

 

・アンティコシェイプ

イタリアンフルーツ・アンティックローズ・グランデューカなど、リチャードジノリの定番のコレクションに用いられているアンティコシェイプ。1745年にアンティコホワイトが製造され、270年以上たった今でも現代のライフスタイルに広く受け入れられています。

「イタリアンフルーツ」は、リチャードジノリと言えば多くの人が思い浮かぶであろう程の不朽の名作で、今なお新鮮でモダンなコレクションです。このシリーズは、2代目ロレンツォ時代の1760年ごろ、ある貴族が所有していたトスカーナ地方の別荘のテーブルセットとしてデザインされました。トスカーナの豊かな自然がそのまま再現された絵柄は、アンティコシェイプの優美なシルエットとともに愛され続けています。

 

・インペロシェイプ

1780年頃、古代ローマ・ギリシャの美術を理想とする「新古典主義」の考え方が生まれました。これは、それまでのバロックやロココのような華美で装飾的な美術に対しての批判や、古典芸術に対しての関心が高まったことから生まれた芸術思潮です。インペロシェイプはこの様式を表現したシェイプで、直線かつシンプルでありながら調和のとれた形であり、格調高さを生み出しています。

リチャードジノリ第2期の代表的な柄であるバラと草のかんむりが描かれた「インペロカメリア」は、開窯260年を記念して1995年に発表されたシリーズです。可憐な一輪のバラと草のリース柄を鮮やかなカメリアピンクで描いた気取らない優雅さが魅力的なコレクションです。

 

・ミュージオシェイプ

1800年代後半に作らたミュージオシェイプは、1750年代に制作された原型に基き、当時の技術と装飾法を忠実に再現し、軽快な波のモチーフが浅浮き彫りでプレートの縁に装飾されたシェイプです。

ミュージオクラシコはドッチア窯創設期から続く、リチャードジノリの柄の中で最も古いパターンのひとつです。原案は日本の九谷焼にあるとされ、イタリアではレーテ(レース・網)模様と呼ばれています。現在は廃盤になってしまいましたが、東洋風のデザインはモダンで落ち着いたコレクションです。

  

●カポディモンテとは?リチャードジノリ(Richard Ginori)との関係

リチャードジノリの最高峰シリーズのカポディモンテ。実は元々はリチャードジノリ(Richard Ginori)の発祥ではありません。カポディモンテ磁器は、ナポリ王国のカルロス3世がマイセンの創始者の孫娘であるマリア・アマリアとの結婚をきっかけに磁器への関心を強め、1743年にナポリでカポディモンテ窯を開いたことから始まります。やがて1759年にカルロス3世はスペイン王を継承するためにスペインへと戻ることになり、ナポリのカポディモンテ窯は閉ざされてしまいます。いわゆる「本物のカポディモンテ」とは、このわずか16年の間に制作された作品のことを指します。現存するカポディモンテ窯の作品は非常に少なく、美術館所有のコレクション以外には、イギリス諸島でもほとんど存在しないと言われるほどの幻の陶器となりました。

その後、カポディモンテ窯は、リチャードジノリ3代目であるカルロ・レオポルドによってすべての権利が買い取られました。当時の手法をリチャードジノリが継承し、現在でも制作が続けられています。このように、様々な時代の作品を今でも鑑賞することができるのは、その作品が歴史的・芸術的な成り立ちによって作成されたということを理解するうえで大変貴重です、今日でもリチャードジノリは歴史的な作品に命を吹き込み、ユニークで魅惑的なスタイルの装飾品を提案し続けています。

 

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