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ミントンは初めから芸術性を求め、装飾性に富んだ作品に取り組んできました。
1820年、新しく考案したボーンチャイナの茶器装飾のためにトーマス・ミントンが雇い入れていた絵付師は50人。1870年になる頃には従業員数は1,500人にまで増加しました。
ミントンは180年にもわたって家族経営が続けられ、2代目のハーバード・ミントンの時代には優秀な人材を確保し気品ある大理石のような美しさを持つ「パリアン陶器」や、金を腐食させて紋様をつくる「アシッド・ゴールド」技法などを発明し大いに発展させました。3代目を受け継いだ甥のコリンも、新しい装飾技法を生み
出し続けました。 ミントンの顧客リストには、ヴィクトリア女王のほか、ヨーロッパの王室、日本の皇室、インドのマハラジャ、各国大使らが名を連ね、ヴィクトリア女王から「世界で最も美しいボーン・チャイナ」との賞賛を得るほどに至りました。
1973年にロイヤルドルトンの傘下に加わり、「ミントン」の名でテーブルウェアや装飾陶磁器製品を作り続けていましたが、2015年、WWRDグループホールディングスの一員となり、ミントンブランドは廃止されました。
現在は、1649年創業のフィスカース(フィンランド)経営のもと、ライセンスブランドとして、日本における優れた製品の提供を通じて、豊かな食卓やライフスタイルの提案を続けています。
人気の高いハドンホールなど幅広シリーズのミントン食器をリムーブで買取しております。
