ジノリ1735についてはこちら

当時イタリアではまだ磁器を作ることができず、マイセンやウィーンに続けと研究が進められていました。
時代の流れに敏感で、鉱物学にも造詣が深かった侯爵は、自ら原料土や彩色を研究し、イタリア初の磁器を完成させました。
白地に散らされた花々とフルーツ…リチャードジノリと言えば、「イタリアンフルーツ」と言っても過言ではないほど多くの人がこの模様を思い浮かべるのではないでしょうか。
ある貴族が所有していたトスカーナ地方の別荘のテーブルセットとしてデザインされたといいます。
うららかな太陽の下、花々が咲き乱れ芳しいフルーツが実を結ぶトスカーナの豊かな自然がそのまま再現されています。
その絵柄は優美なシルエットとともに、230年以上もの時の流れが信じられないほど新鮮さに満ちています。
イタリア最大の陶磁器メーカーとなったリチャードジノリでしたが、近年は経営難に陥り、2012年7月には陶磁器の製造を中止するまでになってしまいました。
2013年4月、グッチがリチャードジノリを買収。その2カ月後、創業当初の店フィレンツェのショップがリニューアルオープンし、リチャードジノリはグッチの子会社「グッチリチャードジノリ」として復活を果たしました。
さらに2020年9月、イタリアを代表する陶磁器メーカーとして愛されてきたリチャードジノリが、新ブランド名「ジノリ1735(GINORI 1735)」として生まれ変わったのです。
イタリアンフルーツ、ベッキオホワイト、インペロカメリアなど…食器棚に眠って使っていないジノリ1735(リチャードジノリ)はぜひリムーブへお売りください。
思い出と一緒に高価買取をさせていただきます。
