ロイヤルコペンハーゲンのコレクション別の価値と買取相場一覧表をまとめました

ロイヤルコペンハーゲンとは

1775年、デンマーク王室使用と周辺王室への贈り物の磁器のみを製造する製陶所として開窯しました。 1868年に王立より民営化されたのが、ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）です。 世界一豪華なディナーセットとして有名な「フローラダニカ」は、当時デンマークと密接な関係にあったロシアの女帝エカテリーナ二世への贈り物として製作が開始された伝説的な絵柄となります。 200年以上経た今も、同じ植物図鑑を手本とし、多彩な色使いの上絵付け技法によって、1点ずつ手で描かれています。 世界中でベストセラーを続ける「ブルーフルーテッド」に代表される、緻密で繊細、上品で優雅な絵付けは同じく伝統的なものとなります。 熟練した職人にのみ作り出すことができる、究極の手工芸には、ペインターのサインが記され、誇り高きロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）の品格を証明しています。

ロイヤルコペンハーゲンのコレクション

ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）の代表的なコレクションと言えば、「ブルーフルーテッド」ではないでしょうか。 開窯した当初から、作り続けられているロングセラーとなります。 「フルーテッド」とは縦じま模様のことです。 縁の処理の違いにより、ブルーフルーテッドにも3種類があります。

ブルーフルーテッドプレイン

もっともスタンダードなデザインがプレイン。何の飾りもついていないのが、このシリーズの特徴です。

ブルーフルーテッドハーフレース

エンボス加工（浮き彫り）が施されているシリーズ、こちらがブルーフルーテッドハーフレースとなります。 涼しげで、まるで霧を含んだように見えるやわらかな発色が魅力的です。

ブルーフルーテッドフルレース

ピアス加工（透かし彫り）が施されているのがこのシリーズこちらが「ブルーフルーテッドフルレースとなります。 ブルーフルーテッドプレインを元に、エレガントなレースの模様が加わり、フルレースが完成しました。 こちらのシリーズには「顔つき」と呼ばれるアイテムがあります。 例えば「ティーポット」、「コーヒーカップ＆ソーサーのカップ」など、ハンドル下に、叫んでいるような人の顔の装飾があります。 バロック様式にヒント得た装飾とのことですが、かなりのインパクトがあります。 ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）は、一つ一つ職人による手書きの絵付けなので、よく見ると絵柄の雰囲気が異なってきます。しかしながら、そこも魅力的な一つの要素だと思います。 「ブルーフルーテッド」シリーズは、透き通るような白磁と藍色で描かれたモチーフがシンプルで美しいお品です。ベストセラーになっているのもよく分かります。 その他にも人気なシリーズを少し紹介してみましょう。

最高級コレクション「フローラダニカ」

設立から15年後の1790年、フレデリック王子が当時デンマークと親交の深く、当時絶大な勢力を誇っていたロシアの女帝エカテリーナ二世へ献上するために、12年もの歳月をかけて制作されたのが「フローラダニカ」です。 中古品になっても高価で売買され、フローラダニカに憧れをいただく人も少なくないでしょう。

ブルーフルーテッドメガ

「メガ」とは、「巨大な」という意味を持つ言葉に由来します。 柄を拡大するという発想もとても面白いですが、裏に入れられている王冠マークとペインターサインも通常より拡大されているところが「メガ」らしさが出ています。 大胆にあしらわれた絵柄が食卓をモダンに彩ります。 ブルーではなく、黒の「ブラックフルーテッドメガ」もあります。 ブルーフルーテッドメガをブラックでハンドペイントしたシリーズがブラックフルーテッドメガです。 ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）が231年の歴史の中で、黒を取り入れた食器を初めて作ったそうです。 シックで大胆ながらも、すっきりとシンプルでスタイリッシュなシリーズです。 また、ブラックで描かれたモチーフは、木や竹、漆などの器とも調和し、洋食、和食どちらの料理とも合うでしょう。

スターフルーテッドクリスマス

1783年からある伝統的なクリスマス柄で本場の雰囲気があるデザインです。 緑のリースに美しく縁取られ、金彩が豪華な「スターフルーテッド」は、ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）のクラシックコレクションの一つとなります。 リースの周りには、クリスマスによく見られるハートや星形のオーナメントなどがぶら下げられてます。ハンドメイドの雰囲気を残しつつ、エレガントに仕上げられているのがとてもいいですね。 新たなクリスマステーブルウェアを考案する際に、ロイヤルコペンハーゲンが230年続くアーカイブの中から1895年に作られたスターフルーテッドシェイプを見つけ出し、シリーズとして採用したそうです。 ボーンチャイナでありながら、通常の磁器よりも半透明がかっており乳白色が温かみを感じさせるデザインとなっています。

ブルーパルメッテ

230年以上続くコペンハーゲンの代表的なシリーズであるブルーフルーテッド柄をモチーフにして作られた新シリーズ。 アジアの伝統的な料理からインスピレーションを受けて作られたものらしく、さまざまな料理が楽しめるように丸みをおびた柔らかいシェイプにデザインされております。多様になった現代の食文化を意識して登場したブルーパルメッテ。やさしいフォルムと藍色の食器は和洋中どんな料理にも合わせやすく、使いやすいデザインとなっています。

ホワイトフルーテッド

シンプルで清潔感のあるホワイトがテーブルに馴染む人気のシリーズ「ホワイトフルーテッド」二枚貝のようなレリーフ（浮き彫り）は、ブルーフルーテッドなど他のシリーズとの相性も大変良いので、ロイヤルコペンハーゲンでテーブルコーディネートする時など幅広いシーンに活躍するアイテムとなります。 ホワイトフルーテッドも、ブルーフルーテッドシリーズのように、プレイン、ハーフレース、フルレースと3種類のシリーズがあります。

ロイヤルコペンハーゲンのコレクション・アイテム別の買取相場を公開

ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）にはカップ＆ソーサーはもちろん、プレート、イヤープレート、フィギュリンなどいろいろなアイテムが存在します。 そのなかで未使用品の、コレクション・アイテム別の買取相場表を作成しました。 上記に記載した人気のコレクションすべてではないですが、reMOVE(リムーブ)でよく買取している商品を中心に記載しています。 今回の買い取り価格表を作成するにあたり、複数のリユースショップのサイトを参考にしました。 また、ブランド食器買取専門店reMOVE(リムーブ)では、ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）の買取強化をおこなっているためリムーブの買取価格をもとに他社の買取価格と総合的に勘案した相場となります。 （※2025年6月現在）

ロイヤルコペンハーゲンコレクション別買取相場一覧表

コレクションによって高価買取が期待できる

ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）は、買取表を見てわかる通りコレクションによって高価買取が期待できます。 特にフローラダニカやブルーフルーテッドフルレースの顔つきのシリーズは中古品でも高価な取引がされています。 ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）の食器をお持ちの方。 使わないまま食器棚に置いておくのはもったいないです！！ 未使用品はもちろん、他の人が使った中古品でも、欲しい人がたくさんいます。 ロイヤルコペンハーゲン（ROYAL COPENHAGEN）の売却を考えている方、いくらで売れるか知りたい方はぜひ一度リムーブ（reMOVE）の宅配買取をご利用ください。 いきなり宅配買取は不安な方は、LINE査定がお勧めです。LINEお写真を送っていただければ、大まかな金額を算出することができます。 また、金額に関しては、お客様のご希望に精一杯添えるよう、柔軟に対応させていただきますので、ぜひご相談ください。

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