
2023年7月7日
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バカラ(Baccarat)とは、どんなブランド洋食器か
バカラとは、約250年前から現代に至るまで、類まれなる才能をもつ職人達を数多く排出し、クリスタル製品で世界中の人々を魅了し虜にしている食器のブランドである。
そんなクリスタル界のキングオブラグジュアリーブランドのバカラ。
そもそもクリスタルとはどのような物を言うのか。
クリスタルとは?
クリスタルは、高級食器やオーナメント装飾品(アクセサリー)などに使われる。
国際基準としては原料として酸化鉛が24%以上入っているものをレッドクリスタルガラスと呼び、光の屈折が大きく、透明感と輝きがある。
またクリスタル生地が柔らかい事もありカット装飾に適し、カット模様を表現しやすく非常に美しい仕上がりとなるのが特徴だ。
またお酒を入れたクリスタル性のグラスは照明に反応しキラキラと輝く。
またワイングラスやタンブラーなどを指で弾くと「キーン」と響く高い金属音を発するのもクリスタルガラスの特徴である。
クリスタルガラス
【主原料】
酸化カリウム 酸化鉛 珪砂
バカラグラスは誰が作っているの?
バカラはクリスタルを使用し製品作成を行っていくわけだが、商品として我々の手元に届くまでには想像もつかないような厳しい世界最高峰の品質基準が立ちはだかっている。
その条件をクリアした物だけを商品として販売し、製造された商品の中でも我々消費者の手に渡るものは6~7割程となっている。
残りの3~4割は売り物にならない事から破棄となるシビアな世界だ。
それ故にフランスのMeilleur Ouvrier de France通称「M.O.F.」(フランス最優秀職人)を50人以上輩出した実績がある。
神の手を持つ職人達がこだわり抜いているからこそ世界中の人々からの熱い支持があることに間違いないだろう。
バカラのロゴについて丸いマーク刻印が有名だろう。
丸いロゴマークと一緒にBaccaratの名がカッティングされたのはレーザー刻印が導入された以降である。
このように、ロゴ部分についても大まかな年代が判断できるなど、ぜひ注目してみてほしい。
バカラ(Baccarat)グラスのコレクション一例
アルクール
1825年 アルクール公爵婚礼の際に「 遠征でも用いることができ、重厚かつエレガントなグラス 」をコンセプトにデザイン、現在のアルクールの原型が誕生した。
1841年 今現在に至るまでの形が完成する。
1917年 キリスト教の儀式である聖餐に用いられる聖杯に形状が似ている点から、カトリックの総本山であるバチカンでも使用される。
ローマ法王ベネディクト15世により選出された歴史を持ち、非常に伝統のある名作である。
【特徴】
側面はフラットカット模様で、さながらチューリップをイメージさせるカッティングがほどこされており、六角形に整えられた底台座、重厚感と優雅さを兼ね備えたデザインとなっている。
パルメ
パルメは1939年に誕生した。
フランス大統領の別邸ランブイエ城で実際に使われており、 もとはパリ郊外のランブイエにある大統領のハンティングロッジのために製作されたシリーズである。
【特徴】
エッチングで描かれた文様は、楽園に住む想像上の鳥を図案化し、カットとエッチングどちらも取り入れたバカラの中では非常に珍しいデザインではないだろうか。
ベガ
ベガは1995年に誕生した。
サヴィネル&ロゼによって1995年にデザインされた「ベガ」。1995年に発表され、以来バカラを代表するシリーズとなった。
その名の由来は、北の夜空に輝く織姫星から付けられた。
【特徴】
ベガのワイングラスは上部の滑らかなボウルのライン部分と、幾何学的なカットのステムが印象的なフォルムである。
マッセナ
マッセナは1980年に誕生した。
ナポレオン1世(ナポレオン・ボナパルト)に「勝利の女神の申し子」と呼ばれた陸軍元帥マッセナ(アンドレ・マッセナ)の名にちなんだ名作。
【特徴】
優しい丸みを帯びたフォルム、カッティングはグラス底から上部へとカットが入れられたデザインとなっており、どこか太陽を彷彿とさせるようなそんな温かみを感じるモデルとなっている。
ただ飲み物を入れる器としてでなく、光を取り込んだ際の輝きや煌めきを同時に楽しめるこれぞまさに名作と言えるだろう。
バカラ(Baccarat)のイヤータンブラー
毎年発売されるバカラのイヤータンブラー(年号入グラス) どのようなグラスなのか皆さんはご存知だろうか。
実はあまり知られてはいないのだが年号の入ったものは「日本限定の商品」なのだ。
年号入りが初めて発売されたのは2010年でそこから毎年発売されている。
販売価格がお手頃な点について イヤータンブラー〈年号入グラス〉は他のバカラグラスの商品に比べやすい傾向にある。
バカラの中心的なシリーズで、アルクールやマッセナといったシリーズに比べると価格が少し抑えられているように思う。
イヤータンブラー(年号入グラス)は近年の技術革新により、一部の工程を機械で行うことによりその分バカラの職人の手間を省くことに成功した。
素材自体は変わらずバカラクリスタルで、グラス自体のクオリティは他のグラスと遜色ない仕上がりとなっているが、実は価格が抑えられているのにはこのような昨今の技術革新が関係していたのである。
2019年はどんなイヤータンブラー?
「ヴィータ」
シリーズ名の意味は、「人生」
【特徴】
過去に発売されたどのイヤータンブラーよりもカットデザインが多い。
ローザというシリーズと非常に似ているが、ヴィータの場合底部分にまで綺麗なカッティングが施されている。 カット数が多い分、バカラ特有のキラキラとした輝きが強く感じられるデザインとなっている。
2021年はどんなイヤータンブラー?
「ティアラ」
シリーズ名の意味は、「身に着けることが祝福や賞賛、神聖な誓いのシンボルとなるティアラの輝き」
【特徴】
宝石をちりばめたティアラをイメージし、キラキラと光にきらめくカットがグラスを囲むように施されたデザインとなっている。
2022年はどんなイヤータンブラー?
「クリスタ」
シリーズ名の意味は、「永遠に記憶したい時間や思いを結晶化する」
「特徴」
まるで水晶の石柱のようにまっすぐ力強く施されたカットは、美しい輝きを閉じ込めグラスそのものが光を宿しているかのようなデザインとなっている。
2023年はどんなイヤータンブラー?
「エクラ」
「ÉCLAT エクラ」とは、フランス語で「輝き」、「成功」、「賞賛」などの意味を持ちます。
光、そして輝きが大きく広がる様子をイメージしデザインされた、2023年の年号入りタンブラー。
「特徴」
放射状に施されたカットから、バカラクリスタルならではの華々しいきらめきが生み出されます。
記念日や門出に、そして祝福を伝えるギフトにふさわしいタンブラーである。
バカラはどこで買うことが出来るの?
【公式ホームページ】
【東京エリア】
バカラショップ
・六本木
東京都港区六本木6-12-1
六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
・丸の内
東京都千代田区丸の内3-1-1
国際ビルヂング1F
・伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1
・三越日本橋店
東京都中央区日本橋室町1-4-1
・高島屋新宿店
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
・高島屋日本橋店
東京都中央区日本橋2-4-1
・松屋銀座店
東京都中央区銀座3-6-1
【大阪エリア】
・バカラショップ梅田
大阪市北区梅田1-8-16 EAST 2F
・大丸心斎橋店
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
※2023年10月現在
(他のショップもございますため、全容はバカラ公式サイトをご確認ください)
バカラ(Baccarat)の売却をお考えの皆様
リムーブ(reMOVE)ではバカラの買取を強化しており、豊富な買取実績がございます。
バカラ(Baccarat)の買取りに自信があります。
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